DIYショー直前の月例会、川崎のウッディクラフト倶楽部の中野さんが久々に登場でした。
発表内容
六角らせん組の新ジグ
隙間がない高精度の継ぎ手は60度に材を切るジグで作っています。
近藤さんは長い間この継ぎ手を研究してきました。初めは大きなジグでしたが、改良のたびに小型化し加工精度も高くなっています。アサリのないノコ刃を使い、正確な切り込み位置でそれを直角に保持するため、磁石を埋め込んだノコギリガイドが加工精度を高めています。
また、材に切り込んだ挽き目に、不要になったノコ刃から切り出した小片を差し込み、位置決めストッパーにしています。片方のノコギリガイドにそのストッパーをあてがうだけで次の切り込み位置が決まるアイデアです。2か所の切り込みの間をノミで落とし凹状にします。アサリのないノコ刃、磁石、ノコ刃の小片などが加工精度を高める要素です。
フレーム・ソー
フレームソーは欧米で材を挽き割るときに使われるノコギリです。刃渡り約60センチで枠(フレーム)の中央にノコ刃が取り付けられています。ネジでノコ刃をぴんと張って使います。