定例会 (2026/6/14)

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内容

収納機能を兼ねた作業台の作品紹介:寺内さん

Toyohisa

寺内さんはずっとレザークラフトを楽しんできて腕前は一流です。この作品はそれに使う道具を入れ、作業台にもなる強度を持ったキャビネットです。人に見せるための作品ではないので化粧的な仕上げはしてありません。引き出しの木組みは最強のアリ継ぎで、重いアンビルなどを入れるのに最適です。まだ木工初心者なのに、杉田式ノコギリ木工のアリ継ぎ講習に出たことがきっかけで5段引き出しを製作しました。すごくいい練習になったことは作品を見れば明らかです。こうした人が一人でも現れたことをとても嬉しく思うとともに講習の意義を再確認しました。

四方転びの小物入れと製作過程の発表:松尾さん

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松尾さんはずっと四方転びを研究しています。今回も独特のデザインで箱を作りました。単純な角度ガイドとその角度で材を切るのこぎりガイドだけで部材を切り出します。底板をはめ込む溝や天板を落とし込む段欠きなどはトリマーテーブルで加工しますが、角度決めはひとつの角度ガイドしか使いません。感心したと共に驚いたのは接着時、クランプとして使う布ベルトを一つしか使わないことです。四方転びですから箱は朝顔のように広がっています。布ベルトは広がっている周囲に巻くだけで、すぼんでいる方も接着されるというのです。長年研究して辿り着いた成果の一端を見た気がしました。もう一つは蓋に描かれた絵です。ネイティブカナディアンの絵を白黒コピーし、彩色したとのことですが、ジェルカラーニスを溶剤でかなり薄め塗ったことで紙の白が下地の木部と馴染み、とても自然な仕上がりになっています。この方法は下記のとおりです。

・白黒印刷の絵を切り抜き、ボンドで貼り付ける。

・ジェルニス(ライトオーク)を小瓶に少し出し、ペイント薄め液で溶く。少し茶が見える程度に薄くて良いと思う。

・絵全体に薄く塗る。何度も乾かしては塗り、段々良いところまで塗り重ねる。

・背景としていい頃になればウレタンニス(透明クリア)スプレーを振りかける。最初は一回通り過ぎる程度で乾かし、2〜3度と段々厚くする。薄い面が出来れば色付けする。

・黒は強いので、最後にすると輪郭がはっきりして良い。水色はアクリルを小筆で塗る赤黒は油性(1mm)ボールペンが便利。何度も重ね書きができて便利。(何も100円ショップ)

・色付けが終わるとまたスプレーで全体の押さえをする。

トランク作品と製作過程の発表:杉田さん

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杉田さんはトランクを作りました。今はプラスチックのスーツケースに取って代わられたトランクです。タイタニック号のような蒸気機関の客船や汽車が全盛だった頃、旅行に使われ、Steamer Trunkと呼ばれているそうです。その雰囲気をかまち組み(枠とパネル構造)と各種トランク金具で表現しています。木ねじもレトロ感を出すため、すり割り頭(マイナス頭の意)を使っています。DIYショーの木工実演でこれを縦位置で広げ、蓋に収納したテーブルを広げ、道具を載せるサイドテーブルとして使いたいそうで、さらに製作が続きそうです。

溝カンナの製品と製造メーカーの変遷についての紹介:ドルトンさん

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オークションで入手した西洋鉋のさび落としと安価で入手した西洋カンナ台の修正を紹介:上田さん

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はばたく鳥のモビールとその制作のポイントを紹介:松島さん

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ベンチドッグとベンチホールダウンクランプ等の紹介:矢頭さん

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